富樫栄孝の公式ブログ!

Archive for 10月, 2017

マンガでやさしくわかるアドラー心理学を読んでみた!



アドラー心理学

 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学を読んでみた!

 

嫌われる勇気の本が、少し前に大ヒットしてから一気にアドラー心理学のブームが来て「心理学」にも光が当たるようになってきました。

自己啓発の祖となる心理学ですが、「嫌われる勇気」の本を知るまでは、私も含め世間的にもそんなにアルフレッド・アドラーの知名度は高くはありませんでした。

 

「人を動かす」や「道は開ける」などのベストセラー作家である、デール・カーネギーや、「7つの習慣」の著者であるスティーブン・R・コヴィーなど、彼らの思想に影響を与えた人物が、アルフレッド・アドラーでした。

 

実践の心理学として有名な「アドラー心理学」のストーリー仕立てのマンガを読みましたが、簡潔でわかりやすかったのでシェアしてみたいと思います。

 

アドラー心理学の全体像!

 

他者を勇気づける心理学。

 

勇気づけとは…

⇒困難を克服する活力を与えること。

 

・人間は、環境や過去の出来事の犠牲者ではなく自ら運命を創造する力がある。「自己決定性」

 

・過去の原因ではなく、未来の目標を見据えている人間の行動には、その人特有の意思を伴う目的がある。「目的論」

 

・人は心の中が矛盾対立する生き物ではなく、一人ひとりかけがえのない、分割不能な存在である。「全体論」

 

・人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する。「認知論」

 

・人間のあらゆる行動は、相手役が存在する対人関係である。「対人関係論」

 

精神的な健康のバロメーター。

共同体の中での所属感・共感・信頼感・貢献感の確かさを求めて行動する。(共同体感覚)

 

とくに私が印象に残っている理論が、未来志向の「目的論」でした。

因果律(原因論)の対極にあたる思想であり、その分インパクトも強かったです。

 

原因論と目的論の違い!

 

「原因を探ることは、解説にはなるけれど解決には結びつかない!」

 

原因論<原因・結果アプローチ>

 

1、過去の原因が現在に支配的な影響を及ぼす。(過去志向)

 

2、意思は問われない。

 

3、環境の被害者・犠牲者の色彩を与える。(被害者意識)

 

4、本人の勇気をくじく。(勇気くじき)

 

目的論<目的・手段アプローチ>

 

1、未来の目標が現在を規定する。(未来志向)

 

2、意思が問われる。

 

3、創造的な当事者としての意識を植え付ける。(当事者意識)

 

4、本人に勇気を与える。(勇気づけ)

 

過去の失敗を生かすアプローチは大切ですが、原因を相手に追求してもただ単にその人を傷つけてしまうだけです。

まさに、「原因を探ることは、解説にはなるけれど解決に結びつかない」のです。(陥りがちなパターンですよね)

 

ほめることと勇気づけることは明確に違う!

 

「ほめる」ことと、「勇気づける」ことは似たニュアンスがありますが、アドラー心理学では明確に違いを言っています。

 

勇気づけることは、「困難を克服する活力を与えること」であるのに対し、「ほめる」は相手をいい気持ちにして何かをさせようとする点が挙げられます。

 

アメとムチのような関係性ではなく、相手を信頼して対等な立場として相手を勇気づけることが大切なようです。

 

最後にこの本は、ストーリー仕立てのマンガで、話の展開は非常に早く実際にこんなにスムーズに上手く発展するか?と少し突っ込みたくはなりましたが、「アドラー心理学」を理解する上ではかなり理解しやすかったです。

 

マズローの欲求5段階説を理解してマーケティングに応用する!



マズローの欲求5段階説

 

マズローの欲求5段階説を理解してマーケティングに応用する!

 

アブラハム・マズローは、人間の動機と言動を説明した「欲求階層」を考案した心理学者です。

このマズローの欲求階層は、ピラミッド階層の図となっており、ビジネスや教育を含む色んな分野でもよく使われております。

 

アブラハム・マズロー(1908~1970 心理学者)

 

人間心理学の最も重要な生みの親とされています。

これは、精神病理の理解を目的とする精神分析と、人間と動物を区別しない行動主義心理学の、いわゆる「第三の勢力」として、心の健康についての心理学を目指し、人間の自己実現を研究したからである。

 

マズローの人格理論は、通称「自己実現理論(欲求段階説)と呼ばれ、心理学のみならず、経営学・看護学など他の分野でも言及されています。

 

 

第一段階:生理的欲求

 

1番下の階層は、生きていく上での本能的(生理的)な欲求です。

「食べる」、「寝る」、「子孫を残したい」=食・金・物などの報酬が欲しいというものです。

 

第二段階:安心・安全の欲求

 

これは快適に暮らすための安心・安全を求める欲求です。

自身の身を守るための住居や、安定した雇用(正社員)状態が欲しいというものです。

 

第三段階:愛と所属の欲求

 

集団に属したり、友達などが欲しいという欲求です。

または、家族や親戚などの繋がり、会社やブランドなどを求める状態です。

 

第四段階:社会的承認の欲求

 

社会的に価値のある存在になりたいと思う承認の欲求です。

他者から認められ、尊敬されたいと欲する段階です。

 

第五段階:自己実現の欲求

 

自分の夢を叶えたい・志やミッションに生きたいと求める自己実現の欲求です。

社会的な地位やステータスを超え、「ありのままの自分」を表現したいと思う状態です。

 

一般的に、第1~3までを「欠乏の欲求」といい、世の中で戦争が起こった原因と言われています。

そして、第4~5までを「成長の欲求」と言われ、歴史上の人物や成功者の方々が求めていた欲求のステージとなっています。

 

さて、あなたは今階層のどこにいますか?

以下の簡単な自己診断テストで今の状態を知り、あなた自身の成長の動機づけに一度向き合って内省してみて下さい。

 

自己診断テスト!

 

1、私は食べ物、またはそれを買うお金に困っていない。

2、私は住む家に困っていない。

3、私は基本的に安全で、危害を起こすような物事からは守られていると思う。

4、私の人生は安定しており、規則正しくうまく回っている。

5、私は長期に渡る混乱や、制御不能と感じるような状態ではない。

6、私は愛する家族の一員だ。

7、私は友人や同僚といい関係を築いている。

8、私の家族・友人・同僚はありのままの自分を受け入れてくれる。

9、私は自分の仲間から認められている。

10、私は自分の人生と仕事において成功している。

11、私は自分の人生や仕事で全うする自分の責任や役割について満足している。

12、私は自分の地位や名声や自尊心のレベルに満足している。

13、仕事に当てはまることよりも知識を追い求め、その意味を見出すことが私にとっては非常に重要だ。

14、私の最も重要な目的の1つは、人々が各自の持つ可能性を発揮できるように手伝うことだ。

15、私は自分の究極の可能性を実現することにフォーカスしている。

16、私は積極的に自分の人生に調和を求める。

17、私にとって自己認識や自己啓発は重要だ。

 

・1~2に当てはまらない場合

⇒生理的欲求が満たされていない。

 

・3~5に当てはまらない場合

⇒安心・安全欲求が満たされていない。

 

・6~8に当てはまらない場合

⇒愛と所属の欲求が満たされていない。

 

・9~12に当てはまらない場合

⇒社会的承認の欲求が満たされていない。

 

・13~17に当てはまらない場合

⇒自己実現の欲求が満たされていない。

 

いかがでしたか?

今満たされていない(渇いている)欲求が分かりましたか?

さらに突っ込んで、以下の質問にも思考をめぐらしてみて下さい。

 

Q、それはあなた、またはあなたのビジネスにどのような意味がありますか?

 

Q、もし、あなたが次のレベルに到達したら、あなたの仕事や人生はどうなるのでしょうか?

 

Q、そのレベルであなたの欲求を満たすためには、どのような行動を取ることができますか?

 

マズローの欲求5段階説をマーケティングに応用する!

 

マーケティングを行う上で、1番最初に考えることは「商品」ではなく、「市場」、もっと言うとどんなターゲット層(消費者)に向けてアプローチをするのか?

ニーズがあるところにそれに合った商品開発をしなければいけません。

 

アブラハム・マズロー

 

そこでマズローの欲求5段階説を応用してみますが、原則が1つあります。

 

人は現状の段階にある欲求を満たせないと、それより上の欲求を感じることはない

 

マズローはそう提唱していますが、マーケティングを行う上ではもう少し柔軟に考えてみる必要がありますし、この原則も「絶対」ではありません。

 

人は感情の変化を求めて商品を買う!

 

人は理論的に考えて物を買うのではなく、ほとんどの場合、「感情の変化」を求めて物やサービスを買います。

購買心理を促す感情の変化は6つあります。

 

1、退屈感の解消

2、寂しさからの解消

3、肉体的(精神的)痛みの解消

4、健康問題の解消

5、お金の問題の解消

6、虚無感の解消

 

以上のような「問題解消」を求めて、最終的には感情が動き商品を購入します。

そして、大ヒットする商品やサービスの特徴は、2つ以上の「問題解消」を提案・提供してくれるものです。

 

例えばFACEBOOKやLINEなどは、「退屈感の解消」と「寂しさからの解消」の2つの問題を解消してくれるサービスです。

サプリメントや予防医学などは、「肉体的痛みの解消」と「健康問題の解消」をカバーしています。

 

時短やIoTなどの家電製品は、「肉体的(精神的)痛みの解消」と「お金の問題の解消」に繋がります。

 

満たされていない感情の変化を満たしてあげれるように、問題を解決していくことがビジネス(商売)の基本だと思います。

何かの参考になれば幸いです。

 

人に好かれる人がとっている行動とは!?



デール・カーネギー

 

人に好かれる人がとっている行動とは!?

 

友人の数がすごく多い人がいたり、周りの人から愛されているような人ってたまに見かけますよね?

私の友人の中でも何人かはそういう人がいて、裏表のない感じだったり、あまり気を使わなくてもいいような妙な安心感を醸し出している印象があります。

素直にうらやましいなと思っていつも見ていました。

 

先日、すごく久しぶりにデール・カーネギーが書いたビジネス書の名著である「こうすれば必ず人は動く」を読み変えしてみました。

改めて読んでみると、「人に好かれるための方法」という項目があり、ついつい夢中になって読んでしまいました(笑)。

 

普遍的な内容だと思うので、ここで紹介します。

 

人に好かれるための方法!

 

ルール1

 

気むずかしさを払拭して、微笑むこと。

明るさを振りまくこと。

そうすれば、人はあなたがやってきて来てうれしく思い、いなくなって淋しく思うものです。

 

⇒無口で暗い雰囲気の人よりかは、笑顔が素敵で明るい感じの人の方が近寄りやすいですからね。

 

ルール2

 

他の人の願望や希望を考えること。

自分がやりたいと思うことに固執しない。

 

⇒相手の立場になって親身になってくれる人が好かれないわけがありません。

 

ルール3

 

人から何かをしてもらって、当然と思わないこと。

常に「ありがとう」と言うことを忘れずに。

そうすれば相手のほうから心遣いをしてくれるようになるものです。

 

⇒簡単なことですが、感謝の気持ちを言葉にしていうことはとても重要です。

 

ルール4

 

自己憐憫に陥ったり、自分の悩みを愚痴ったりしないこと。

他の人にも悩みがあることを忘れずに。

 

⇒愚痴をこぼすことは、相当自制して意識しないとついついやってしまいがちな行動の1つです。

愚痴や弱音ばかりを聞かされる立場になって考えてみれば、努力する価値は十分にあると思います。

 

ルール5

 

自分の頭の良さを誇ったり、過去の栄光を喧伝したりしないこと。

あなたの素晴らしさは、他の人に自然に知られれば、それで良しとする。

 

⇒過去の栄光などを自慢する人って客観的にみるとイタイですよね!?

 

ルール6

 

自己蔑視を他人にもそれとわかる態度で示すと、その人もあなたを蔑視するようになる。

人間の尊厳を持たない人は1人もいない。

その本来持っている尊厳を自ら捨てる愚を犯してはならない。

 

⇒人生の黄金律で「自分が接してもらいたいように他者に接すること」の本質は忘れないようにしたいものです。

 

相手の興味・関心に密着すると友達が増える!

 

以上の6つのルールにプラスして、相手の興味・関心のある話題を中心に話を進めると親密度をさらに加速します。

 

自分のことを忘れて無私の気持ちで相手に対する興味・関心を抱けば、友人を作ろうなどと考えなくても、友人ができるということです。

 

ベンジャミン・ディズレリー イギリス首相

 

これこそ開かれたコミュニケーション(ラポール)を築く上で、大切なことだと思います。

自分の話ばかりをするのではなく、聞き上手になって、相手との会話を楽しめるようになっていきたいものです。